夜泣きがひどい時の原因は?今すぐできる対処法・受診の目安について

夜泣き

毎晩のようにひどい夜泣きが続いて、どうしたらよいか分からなくなっていませんか。

泣き声があまりに激しいと、何か深刻な問題があるのではないかと不安になります。

抱っこしても授乳しても、何をしても激しく泣き続ける状況は本当に辛いものです。

しかし激しく泣くことには必ず理由があり、適切な対処法を知ることで改善できる可能性があります。

この記事では夜泣きがひどい原因から具体的な対処法、親のケア、受診の判断基準、予防のための生活習慣まで詳しく解説します。

夜泣きがひどい原因とは?

夜泣きがひどくなるのは生後6〜8ヶ月頃の分離不安や歯の生え始め、体調不良、環境変化などが主な原因で、複数の要因が重なることでさらに激しくなります。

激しい夜泣きには明確な理由があります。原因を理解することが、適切な対処の第一歩です。

月齢による激しい夜泣きのピーク

生後6〜8ヶ月頃は、夜泣きが最も激しくなる時期と言われています。この時期には複数の要因が重なり、特に激しく泣くことが多くなります。

分離不安が芽生え始めるのがこの時期です。ママやパパが自分とは別の存在だと認識し、離れることへの不安を強く感じます。夜中に目覚めて親の姿が見えないと、置いていかれたような恐怖を感じ、激しく泣いて呼びます。

この時期の泣き方は、声を振り絞るように激しく、全身に力を入れて泣きます。顔を真っ赤にし、汗をかくほど泣き続けることもあります。抱っこすると少し落ち着きますが、布団に置くとまた激しく泣き出すという繰り返しになります。

生後3〜4ヶ月頃も夜泣きが始まりやすい時期ですが、この頃の夜泣きは比較的穏やかです。しかし6〜8ヶ月になると、泣き方の激しさが明らかに増します。

1歳以降も、環境変化や発達の節目に激しい夜泣きが起こることがあります。保育園入園後、きょうだいの誕生後などは、不安から激しく泣くことが増えます。

体調不良や痛みによるもの

体調が悪い時は、夜泣きが特に激しくなります。痛みや不快感が強いほど、泣き方も激しくなるのです。

歯の生え始めは、激しい夜泣きの大きな原因です。歯茎がむず痒く、時には強い痛みを伴います。日中は遊びに気を取られていても、夜静かになると不快感に意識が向き、激しく泣き続けます。よだれが増える、機嫌が悪い、何でも口に入れたがるといった日中の様子と合わせて判断できます。

中耳炎による痛みも、激しい夜泣きを引き起こします。風邪をひいた後に起こりやすく、耳の痛みで夜中に目が覚めて激しく泣きます。耳を触る、頭を振るといった仕草が見られることがあります。

便秘でお腹が張っている時も、不快感から激しく泣きます。数日間排便がない、お腹が硬い、食欲がないといった症状があれば、便秘が原因かもしれません。

風邪の引き始めで鼻が詰まっている時も、呼吸が苦しくて激しく泣きます。鼻をすする音がする、口呼吸になっている、鼻声で泣くといった特徴があります。

発熱がある場合も、体温調節がうまくいかず不快です。熱が上がる時は寒気を感じ、熱が下がる時は汗をかいて気持ち悪くなります。この変動が睡眠を妨げ、激しく泣く原因になります。

環境の変化やストレス

環境が変わった時も、夜泣きが激しくなることがあります。こどもは大人が思っている以上に環境の変化に敏感です。

引っ越しは大きなストレスです。住み慣れた場所を離れ、新しい環境に適応しようとする過程で、不安が高まります。この不安が夜泣きとして表れ、激しく泣くようになります。

保育園や幼稚園への入園も、激しい夜泣きのきっかけになります。新しい環境、知らない人たち、親と離れる時間など、多くのストレスがかかります。日中は頑張って過ごしていても、夜になると緊張がほぐれて不安が表面化し、激しく泣きます。

旅行や帰省で普段と違う場所で寝るのも、夜泣きを激しくする要因です。いつもと違う部屋、違う音、違う匂いなど、環境の変化がこどもの安心感を損ないます。

きょうだいの誕生も大きな変化です。親の注意が赤ちゃんに向けられることへの寂しさや嫉妬から、赤ちゃん返りとして激しい夜泣きが始まることがあります。

親の精神状態も影響します。親がストレスを抱えていたり、イライラしていたりすると、こどもはそれを敏感に察知します。親の不安がこどもに伝わり、さらに激しく泣くという悪循環も生まれます。

分離不安、体調不良、環境変化といった複数の要因が重なることで、夜泣きは特に激しくなります。

こうした原因を踏まえた上で、具体的にどう対処すればよいのかを次に見ていきましょう。

ひどい夜泣きへの具体的な対処法

抱っこや授乳に加えて音楽やホワイトノイズ、温度調整、揺らし方の工夫など複数の方法を組み合わせることで、ひどい夜泣きを落ち着かせられる可能性が高まります。

激しい夜泣きには、基本的な対応に加えて、いくつかの工夫を組み合わせることが効果的です。

抱っこや授乳以外の方法

抱っこの仕方にも工夫があります。縦抱きで背中をトントンとリズミカルにたたきながら、ゆっくりと左右に揺らします。揺らしすぎは危険なので、優しく小刻みに揺らす程度にとどめましょう。

歩き回りながら抱っこすると、リズムが加わって落ち着くことがあります。部屋の中をゆっくり歩いたり、廊下を往復したりすると、単調なリズムが心地よく感じられます。スクワットのように軽く上下に動く動きも、胎内にいた時の感覚に似ていて効果的です。

音を使う方法も試してみましょう。ホワイトノイズや小川のせせらぎ、雨の音など、一定のリズムの音を流すと落ち着くこどももいます。胎内で聞いていた音に似ているため、安心感を得られるのです。

子守唄を歌う、「シーッ、シーッ」と静かな音を出すのも有効です。親の声のリズムが、こどもを落ち着かせます。低めの落ち着いた声で、ゆっくりと繰り返すことがポイントです。

おしゃぶりも選択肢の一つです。吸うことで自然と呼吸が整い、落ち着きを取り戻すことがあります。癖になることを心配する声もありますが、激しい夜泣きで限界を迎えている時は、今落ち着かせることを優先してかまいません。

いつものぬいぐるみやタオルなど、安心できるアイテムを持たせるのも効果的です。慣れ親しんだものの匂いや感触が、不安を和らげます。

落ち着かせるための環境づくり

室温や湿度を確認しましょう。暑すぎたり寒すぎたりすると、不快で激しく泣きます。室温は20〜22度、湿度は50〜60%が目安です。触って汗をかいていないか、手足が冷たくないか確認します。

照明も重要です。夜中は明るすぎない方がよいですが、真っ暗だと怖がるこどももいます。小さな常夜灯をつけるなど、適度な明るさを保ちましょう。

衣服を確認することも大切です。タグが当たっていないか、服がきつくないか、汗をかいていないかなどをチェックし、必要に応じて着替えさせます。

窓を開けて外の空気を吸わせるのも効果的な場合があります。気分転換になり、落ち着くことがあります。ただし冬場は寒すぎないよう注意が必要です。

場所を変えてみることも試す価値があります。寝室から一度出てリビングに移動する、ベランダに出てみるなど、環境を変えることで気持ちがリセットされることがあります。

時間帯に応じた対応

深夜0時から2時頃の夜泣きは、あまり刺激を与えずに対応するのがコツです。照明は暗いまま、声も小さめにして、静かに抱っこや授乳で対応します。この時間帯に完全に目を覚まさせてしまうと、その後寝かしつけるのが困難になります。

明け方3時から5時頃は、体温が下がりやすい時間帯です。寒くないか確認し、必要に応じて一枚多く着せたり、布団をかけ直したりします。

就寝後すぐの夜泣きは、まだ完全に眠りに入っていない可能性があります。寝かしつけの時間をもう少し長くする、入眠儀式を見直すなどの工夫が必要かもしれません。

どの時間帯でも、親自身が落ち着いていることが重要です。焦りや不安は確実にこどもに伝わります。深呼吸をして、「大丈夫、落ち着いて」と自分に言い聞かせながら対応しましょう。

複数の方法を組み合わせ、こどもの反応を見ながら試行錯誤することで、激しい夜泣きを落ち着かせられる可能性が高まります。

ただし親が限界を迎えてしまっては元も子もないため、自分自身のケアも重要です。

ひどい夜泣きで親が限界を迎える前にすべきこと

曜日や時間帯で完全に分担し、限界を感じたら一時的に安全な場所に置いて離れたり外部サービスを利用したりして、親自身の心身を守ることが最優先です。

激しい夜泣きは親を確実に追い詰めます。限界を超える前に、自分を守る行動をとりましょう。

パートナーや家族と交代する

パートナーがいる場合は、完全交代制を導入しましょう。例えば月・水・金はあなたが対応、火・木・土はパートナーが対応、日曜日は前半と後半で分けるなど、明確に役割を分けます。

重要なのは「完全に」分けることです。「様子を見ながら必要なら起こして」という曖昧な形では、結局気になって眠れません。「今夜は完全にあなたの担当」と明確にすることで、オフの日は安心して深く眠れます。

交代の日は、できれば別の部屋で寝るのが理想です。泣き声が聞こえない環境を作ることで、睡眠の質が大きく変わります。耳栓をする方法もありますが、完全に遮音できるわけではないため、別室がベストです。

授乳中の場合でも工夫は可能です。搾乳しておけばパートナーが授乳できますし、夜間だけミルクに切り替える方法もあります。どうしても授乳が必要な場合も、授乳以外の寝かしつけはパートナーが担当するなど、負担を分散できます。

実家や親戚に頼れる場合は、週に一度でも泊まりで手伝ってもらえないか相談してみましょう。その日だけでもまとまった睡眠がとれれば、心身の回復につながります。

一時的に離れて冷静さを取り戻す

どうしても我慢できない時は、こどもを安全な場所に置いて、その場を一時的に離れてもかまいません。ベビーベッドや布団など、転落の危険がない場所に寝かせ、別室に移動しましょう。

数分間でも離れることで、冷静さを取り戻せます。深呼吸をする、冷たい水を飲む、窓を開けて外の空気を吸うなど、自分を落ち着かせる時間を持ちます。

罪悪感を持つ必要はありません。数分間泣かせておくことよりも、感情的になって危険な行為をしてしまう方がはるかに問題です。一時的に離れることは、賢明な判断なのです。

トイレに行く、洗面所で顔を洗う、ベランダに出るなど、物理的に距離を取りましょう。その間、泣き声が聞こえても、まず自分の気持ちを落ち着かせることを優先します。

落ち着いてから戻れば、また優しく接することができます。イライラした状態で無理に対応し続けるよりも、一度リセットする方が効果的です。

激しく揺さぶる、叩くといった暴力的な行為は絶対に避けてください。揺さぶられっこ症候群という深刻な障害を引き起こす危険があります。限界を感じたら、こどもから離れることを選びましょう。

外部サポートの活用

地域のファミリーサポートや一時預かりサービスを利用して、数時間でもこどもを預けることを検討しましょう。その間に自宅で休んだり、睡眠をとったりすることで、リフレッシュできます。

ベビーシッターも選択肢の一つです。費用はかかりますが、自宅に来てもらえるため、こどもの負担も少なくて済みます。月に1〜2回でも利用して、まとまった睡眠をとる日を作ることは投資として価値があります。

保育園に通っている場合は、延長保育を活用して、帰宅前に少しカフェで休憩する時間を作るのも効果的です。30分でも一人の時間を持つことで、気持ちがリセットされます。

友人や知人に頼ることも遠慮する必要はありません。「数時間だけこどもを見ていてくれないか」と頼んでみましょう。断られても失うものはありません。

小児科や保健センターに相談することもできます。夜泣きの相談だけでなく、親の限界状態についても話を聞いてもらえます。専門家に話すだけでも、気持ちが楽になります。

分担、一時的な離脱、外部サポートを活用して、親自身の心身を守ることが最も重要です。

ただし激しい夜泣きの中には、医療機関を受診すべきケースもあるため、その判断基準を知っておきましょう。

ひどい夜泣きで受診を検討すべきタイミング

呼吸困難や高熱、けいれんといった危険なサインがある時は夜間でも早急に受診し、日中も機嫌が悪く発達に気になる点がある場合は小児科や専門機関に相談すべきです。

大半の激しい夜泣きは成長の過程ですが、中には病気のサインである場合もあります。見極めのポイントを押さえておきましょう。

危険なサインを伴う場合

呼吸の異常は最も注意すべきサインです。息が荒く肩で息をしている、ゼーゼーという音がする、呼吸のたびに胸が大きくへこむ、顔色や唇が青白いなどの症状があれば、すぐに救急車を呼んでください。

けいれんを起こしている場合も緊急です。手足がガクガクと震える、目が上を向いて白目になる、意識がないといった症状が見られたら、すぐに対応が必要です。

高熱を伴う激しい夜泣きも要注意です。38度以上の発熱があり、ぐったりしている、水分を受け付けない、意識が朦朧としているなどの様子があれば、夜間でも受診しましょう。特に生後3ヶ月未満で38度以上の発熱がある場合は、迷わず受診してください。

激しい嘔吐や下痢を繰り返している、半日以上おしっこが出ていないという場合は、脱水症状のリスクがあります。唇が乾いてひび割れている、泣いても涙が出ないといった症状も脱水のサインです。

頭を強く打った後に泣き方が変わった、いつもと明らかに様子が違うという場合も、すぐに受診が必要です。

泣き方が異常に弱々しい、逆に何時間も激しく泣き続けて声が枯れるほどという場合も、何か問題がある可能性があります。判断に迷う場合は、小児救急電話相談(#8000)に相談しましょう。

日中の様子もおかしい場合

夜泣きだけでなく、日中の様子もおかしい場合は受診を検討します。機嫌が極端に悪い、ぐったりして元気がない、食欲が全くない、いつもならできることができないなどの変化があれば、体調不良の可能性があります。

特定の部位を気にする仕草がある場合も要注意です。耳を頻繁に触る(中耳炎の可能性)、お腹を押さえる(便秘や腹痛)、足を動かさない(骨折や脱臼)など、痛みを示すサインがないか観察しましょう。

発達の遅れが気になる場合も相談が必要です。首すわりやお座り、ハイハイなどの運動発達が明らかに遅い、視線が合わない、名前を呼んでも反応しないといった社会性の発達に気になる点があれば、小児科や発達相談窓口に相談しましょう。

長期間改善しない場合

数週間から数ヶ月にわたって激しい夜泣きが続き、何をしても改善しない場合は、一度小児科を受診することをおすすめします。病気でなくても、専門家に相談することで新しいアドバイスが得られることがあります。

親自身が心身の限界を迎えている場合も、相談が必要です。不眠や食欲不振、涙が止まらないといった症状があれば、産後うつや育児ノイローゼの可能性もあります。心療内科や精神科、保健センターに相談しましょう。

夜泣きの相談窓口として、保健センターや子育て支援センターもあります。保健師や心理士が話を聞いてくれ、必要に応じて医療機関を紹介してもらえます。

危険なサインを見逃さず、必要な時には迷わず受診することが、こどもの健康を守ります。

緊急性がない場合は、日常的な生活習慣の改善で、激しい夜泣きを軽減していきましょう。

ひどい夜泣きを軽減するための生活習慣

毎日同じ時間の起床・就寝と適度な日中活動、安定した入眠環境を徹底することで、ひどい夜泣きの頻度や激しさを軽減できる可能性があります。

すぐに効果が出るとは限りませんが、基本的な生活習慣を整えることで、徐々に改善していくことが期待できます。

生活リズムの徹底

毎日同じ時間に起き、同じ時間に寝るという基本的なリズムを徹底しましょう。休日も平日と同じリズムを保つことが重要です。体内時計が整うことで、夜の睡眠の質が高まります。

朝は7時前後には起こし、カーテンを開けて日光を浴びさせます。朝の光が体内時計をリセットし、夜の自然な眠気を促します。遅く寝た日でも起床時刻は変えないことで、リズムが崩れにくくなります。

昼寝の時間と長さも厳密に管理します。遅い時間の昼寝は避け、15時以降は昼寝をさせないようにします。昼寝は1〜2時間以内にとどめ、夜の睡眠を優先したスケジュールを組みましょう。

食事の時間も一定にします。特に夕食は寝る2時間前までに済ませ、胃に負担がかからない状態で眠りにつけるようにします。

日中の過ごし方の工夫

日中は月齢に応じた活動をさせ、適度な疲労感を感じさせます。外遊びや散歩で体を動かし、太陽の光を浴びることが理想的です。

ただし疲れすぎは逆効果です。興奮しすぎると、かえって寝つきが悪くなります。こどもの様子を見ながら、適度な活動量を心がけましょう。

夕方以降は徐々に活動レベルを落としていきます。16時以降は激しい遊びを避け、お絵描きや絵本など、静かな遊びに切り替えます。この緩やかな移行が、スムーズな入眠につながります。

日中にたっぷりスキンシップをとることも重要です。抱っこしたり、一緒に遊んだり、触れ合う時間を大切にすることで、こどもの安心感が高まり、夜の落ち着きにつながります。

刺激が強すぎる活動は避けましょう。テレビやスマートフォンの時間を制限する、大きなイベントの翌日は静かに過ごすなど、脳への過度な刺激を避けることも夜泣き軽減につながります。

入眠環境の最適化

寝る前のルーティンを確立し、それを毎日徹底します。お風呂、パジャマへの着替え、歯磨き、絵本の読み聞かせなど、同じ流れを30分〜1時間程度かけて行います。「これから寝る時間だ」という認識が生まれます。

部屋の環境を最適化します。室温は20〜22度、湿度は50〜60%を厳密に保ちます。照明は暗めにし、寝る1時間前からはテレビやスマートフォンの画面を完全に避けます。

音の環境も見直します。静かすぎると小さな音で目が覚めやすいため、ホワイトノイズや小川のせせらぎなど、一定のリズムの音を小さく流すのも効果的です。

寝具も見直しましょう。マットレスや枕が合っていないと、睡眠の質が下がります。こどもの成長に合わせて、適切なものを選びます。

安心できるアイテムを決めておくことも有効です。お気に入りのぬいぐるみやタオルを寝る時の相棒にすることで、夜中に目覚めた時も一人で落ち着ける可能性が高まります。

親自身が落ち着いていることも大切です。寝かしつけの時間は、スマートフォンを見ず、こどもに集中します。親がリラックスしている方が、こどもも安心して眠れます。

生活リズムを徹底し、日中の過ごし方を工夫し、入眠環境を最適化することで、激しい夜泣きを軽減できます。激しい夜泣きは本当に辛い経験ですが、必ず終わりは来ます。多くの場合、1歳半から2歳頃には自然と落ち着いていきます。今は無理をせず、危険な行為を避けながら、自分を責めずに、周囲に助けを求めながら乗り越えてください。

完璧に対応できなくても、あなたは十分良い親です。こどもにとって必要なのは、完璧な親ではなく、健康で笑顔でいられる親なのです。

監修

代表理事
佐々木知香

略歴

2017年 本田右志理事長より右脳記憶教育講座を指南、「JUNKK認定マスター講師」取得
2018年 幼児教室アップルキッズをリビングサロンとして開講
2020年 佐々木進学教室Tokiwaみらい内へ移転、「佐々木進学教室幼児部」として再スタート
2025年 一般社団法人 日本右脳記憶教育協会(JUNKK)代表理事に就任
塾講師として中高生の学習指導に長年携わる中で、幼児期・小学校期の「学びの土台づくり」の重要性を痛感。
結婚を機に地方へ移住後、教育情報や環境の地域間格差を実感し、「地域に根差した実践の場をつくりたい」との想いから、幼児教室アップルキッズを開校。
発達障害や不登校の支援、放課後等デイサービスでの指導、子ども食堂での学習支援など、多様な子どもたちに寄り添う教育活動を展開中。