2歳になって夜泣きが始まったり、一度落ち着いたのに再び泣くようになったりして困っている方もいるでしょう。
イヤイヤ期真っ盛りの2歳児は、情緒が不安定になりやすい年齢です。
日中の自己主張の強さが、夜泣きの原因になっていることもあります。
環境の変化や言葉の発達なども、原因として隠れています。
本記事では、発達段階から見た理由と、効果的な対策を詳しく解説します。
2歳の夜泣きの主な原因は?
2歳の夜泣きは、自我の芽生えによる情緒の不安定さと、環境変化への適応が主な原因であり、発達の正常な過程です。
2歳という年齢は、心身の発達において大きな転換期にあたります。歩行が安定し、走ったり跳んだりできるようになり、活動範囲が大きく広がります。言葉も急速に発達し、二語文から三語文へと表現力が増していきます。しかし、この時期の最も大きな特徴は、「自我の芽生え」です。「自分でやりたい」「イヤだ」という意志が明確になり、保護者の指示に対して反抗することが増えます。
イヤイヤ期の真っ只中にある2歳児は、自分の意志と現実のギャップに苦しんでいます。やりたいことができない、思い通りにならない、でもどうすればいいか分からないという葛藤が、日常的に起こります。日中は保護者や周囲の大人の助けを借りて何とか過ごしていますが、その緊張やストレスが夜間に解放され、夜泣きという形で現れることがあります。
また、2歳は多くのこどもが保育園に入園したり、弟や妹が生まれたりする時期でもあります。トイレトレーニングが始まることもあります。これらの環境変化や新しい課題は、こどもにとって大きなストレス要因となります。変化に適応しようと頑張る過程で、情緒が不安定になり、夜泣きが増えることがあるのです。
つまり、2歳の夜泣きは、心の成長と環境への適応の過程で起こる自然な現象であり、多くの場合は一時的なものです。
では、具体的にどのような原因があるのか、詳しく見ていきましょう。
2歳特有の夜泣き原因を詳しく解説
2歳という年齢には、この時期ならではの夜泣きの原因が複数存在します。
イヤイヤ期による情緒の不安定
2歳のイヤイヤ期は、第一次反抗期とも呼ばれ、自我が確立される重要な発達段階です。「自分」という存在を認識し、自分の意志を持つようになりますが、それを適切に表現したり、実現したりする能力はまだ未熟です。
日中、こどもは様々な場面で葛藤を経験します。自分で靴を履きたいのに上手くできない、公園でまだ遊びたいのに帰らなければならない、お菓子が欲しいのに買ってもらえないなど、小さな欲求不満が積み重なります。これらの感情を適切に処理する能力がまだ育っていないため、心の中に未処理の感情が残ります。
夜間、睡眠中に脳がその日の出来事を整理する過程で、これらの未処理の感情が浮上してきます。夢の中で葛藤を追体験したり、情緒が不安定になったりして、泣きながら目を覚ますことがあります。「イヤだ」「できない」などの言葉を寝言のように言いながら泣くこともあります。
また、保護者に対する愛着と自立への欲求の間で揺れ動くことも、情緒の不安定さを生みます。日中は「自分で」と主張して保護者を拒否しても、夜になると不安になり、保護者の存在を強く求めます。この矛盾した感情が、夜泣きとして表れることがあるのです。
分離不安の再燃
1歳頃にピークを迎える分離不安は、一度落ち着いても、2歳頃に再び強まることがあります。これは、認知能力の発達により、「離れる」ことの意味をより深く理解するようになるためです。
2歳になると、「ママがいなくなったらどうしよう」「置いていかれたらどうしよう」という不安を、より具体的に想像できるようになります。保育園に通い始めると、毎朝保護者と離れる経験をします。日中は頑張って乗り越えていても、夜になるとその時の不安が蘇ってきます。
また、弟や妹が生まれた場合、保護者の注意が赤ちゃんに向けられることで、「自分は愛されなくなったのではないか」という不安を感じることがあります。言葉で表現できないこの不安が、夜泣きという形で現れます。寝る時に保護者から離れることへの抵抗も強くなり、一人で寝室にいることが怖くなります。
さらに、記憶力が向上することで、過去の分離体験を思い出すこともあります。以前保護者と離れて不安だった経験が、夜になって思い出され、恐怖を感じて泣いてしまうことがあるのです。
言葉の発達途中のストレス
2歳は言葉が急速に発達する時期ですが、まだ完全に自分の気持ちを言葉で表現することはできません。この「言いたいことがあるのに上手く言えない」というもどかしさが、大きなストレスになります。
語彙は増えていますが、複雑な感情や抽象的な概念を言葉にすることは難しいです。「悲しい」「怖い」「嫌だ」といった基本的な感情は表現できても、「なぜそう感じるのか」「どうしてほしいのか」までは説明できません。大人との意思疎通がスムーズにいかず、フラストレーションが溜まります。
また、言葉の理解と表現の間にギャップがあることも、ストレスの原因です。大人の言っていることはある程度理解できても、自分の考えを同じレベルで伝えられません。「分かってほしいのに分かってもらえない」という経験が重なると、情緒が不安定になります。
夜間、このストレスが解消されないまま残っていると、夢の中で同じような葛藤を経験したり、言葉にできない不安が夜泣きとして表出したりします。寝言で意味不明な言葉を繰り返しながら泣くこともあります。
トイレトレーニングのプレッシャー
2歳から2歳半頃にかけて、トイレトレーニングを始める家庭が多いです。これは、こどもにとって大きな課題であり、プレッシャーにもなります。
トイレトレーニングは、身体のコントロールを学ぶだけでなく、社会的な期待に応えるという心理的な側面もあります。「お兄さん(お姉さん)になったからオムツを卒業しようね」と言われ、期待を感じます。しかし、身体の発達は個人差が大きく、準備ができていない段階で始めると、失敗が増えてストレスになります。
失敗したときに叱られたり、がっかりされたりすると、「自分はダメだ」という感情を持ちやすくなります。また、トイレに行くことへの不安(暗い、狭い、流れる音が怖いなど)も、この時期のこどもにはあります。これらの不安やプレッシャーが、夜間に夢や夜泣きとして表れることがあります。
特に、夜間のおむつを外し始めた時期は、「おねしょをしてしまうかも」という不安から、睡眠が浅くなり、頻繁に目が覚めて泣くこともあります。実際におねしょをしてしまった場合、濡れた不快感で目が覚めて泣くこともあります。
このように、2歳特有の発達段階と生活の課題が、複合的に夜泣きの原因となっているのです。
では、これらの原因をどのように見極めればよいのでしょうか。
2歳の夜泣き原因を見極める方法
原因を正しく見極めることで、適切な対処ができるようになります。
まず、夜泣きが始まった時期と生活の変化を照らし合わせてみましょう。保育園に入園した直後、弟や妹が生まれた後、引っ越しの後、トイレトレーニングを始めた時期など、大きな変化があった場合は、それがストレスの原因になっている可能性が高いです。変化から数日から数週間後に夜泣きが始まることもあります。
日中の行動パターンを観察することも重要です。イヤイヤが激しい日の夜に夜泣きが多い、保育園の後に機嫌が悪い、特定の活動の後に夜泣きが増えるなど、パターンが見えてくることがあります。日記やメモをつけておくと、関連性が分かりやすくなります。
泣いている時の様子も手がかりになります。「ママ」「パパ」と呼びながら泣いている場合は、分離不安が原因かもしれません。「イヤだ」「できない」などの言葉を言いながら泣く場合は、日中の葛藤が影響している可能性があります。特定の場所や物を怖がる様子があれば、想像力の発達による恐怖心が原因かもしれません。
朝の機嫌や日中の様子も参考になります。朝から機嫌が悪い、日中も不安定な様子がある、食欲がない、遊びに集中できないなどの場合は、睡眠の質が低下していたり、何かストレスを抱えていたりする可能性があります。逆に、日中は元気で問題がなく、夜だけ泣く場合は、悪夢や夜驚症の可能性も考えられます。
保育園の先生に園での様子を聞くことも有効です。家では見せない一面を園で見せていることがあります。友達とのトラブル、活動への参加状況、食事の様子、昼寝の様子などを聞くことで、ストレスの原因が分かることがあります。
また、身体的な不調がないかも確認しましょう。風邪の引き始め、中耳炎、歯の生え変わりによる痛み、便秘、アレルギー症状など、身体の不快感が夜泣きの原因になることもあります。発熱、鼻水、咳、耳を気にする仕草、お腹を痛がるなどの症状がないか観察します。
このように、多角的に観察することで、夜泣きの原因が見えてきます。
では、原因別にどのように対処すればよいのでしょうか。
2歳の夜泣き原因別の具体的な対処法
原因に応じた適切な対処をすることで、夜泣きの改善が期待できます。
イヤイヤ期のストレスが原因の場合
イヤイヤ期による情緒の不安定が原因の場合、日中の接し方を工夫することが効果的です。
まず、こどもの自己主張を尊重する機会を増やしましょう。すべての要求を受け入れる必要はありませんが、選択肢を与えることで、「自分で決めた」という満足感を持たせることができます。「赤い服と青い服、どっちを着る?」「公園に行く?それともお家で遊ぶ?」など、日常の中で小さな選択の機会を作ります。
できたことを具体的に褒めることも大切です。「自分で靴を履けたね」「お片付けできて偉かったね」など、具体的な行動を認めることで、こどもは自己肯定感を得られます。失敗しても叱らず、「次はできるよ」と励まします。
時間に余裕を持つことも重要です。急がせるとイヤイヤが激しくなります。朝の準備や外出前など、余裕を持ったスケジュールにすることで、こどものペースを尊重でき、ストレスが減ります。
寝る前のルーティンでは、特に穏やかな雰囲気を心がけましょう。お風呂、絵本、子守唄など、リラックスできる活動を取り入れます。「今日も頑張ったね」「明日も楽しいことがあるよ」と優しく声をかけ、安心して眠りにつけるようにします。
分離不安が原因の場合
分離不安による夜泣きには、日中の関わり方と寝る前の配慮の両方が必要です。
保育園から帰ってきたら、最初の30分から1時間は、こどもとしっかり向き合う時間を作りましょう。抱きしめたり、一緒に遊んだり、その日の出来事を聞いたりします。言葉で説明できなくても、スキンシップを通じて「ちゃんと戻ってきてくれた」「愛されている」という実感を得られます。
保育園への送り出しの際は、必ず「行ってくるね」「お迎えに来るからね」と伝え、黙って去ることは避けましょう。お迎えの時間を守ることも信頼関係を築く上で重要です。時計が読めなくても、「おやつの後にお迎えに来るよ」など、こどもが理解できる形で伝えます。
寝る前は、「ママ(パパ)は隣の部屋にいるよ」「朝になったらまた会えるよ」と安心させる言葉をかけます。ドアを少し開けておいたり、廊下の電気をつけておいたりして、完全な孤立感を感じさせないようにします。
お気に入りのぬいぐるみやタオルなど、安心できるものを一緒に寝かせることも有効です。これらは「移行対象」と呼ばれ、保護者の代わりに安心感を提供してくれます。
言葉の発達によるストレスが原因の場合
言葉でうまく表現できないストレスには、保護者が気持ちを代弁してあげることが効果的です。
こどもが泣いたり怒ったりしている時、「○○したかったのに、できなくて悲しかったんだね」「△△が欲しかったのに、もらえなくて悔しかったんだね」と、気持ちを言語化してあげます。自分の感情を理解してもらえたと感じることで、こどもは安心します。
また、感情を表す言葉を教えていくことも大切です。「悲しい」「嬉しい」「怒ってる」「怖い」など、基本的な感情語彙を日常の中で使っていきます。絵本を読みながら、「このうさぎさん、嬉しそうだね」「このくまさん、悲しそうだね」と感情を指摘することで、感情と言葉を結びつけていきます。
こどもが何か伝えようとしている時は、急かさずに待ちましょう。言葉が出てこなくても、「ゆっくりでいいよ」「何が言いたいのかな?」と優しく促します。ジェスチャーや指差しなど、言葉以外のコミュニケーション手段も認めます。
夜泣きの際も、「怖い夢を見たの?」「何か嫌なことがあったの?」と優しく聞きながら、こどもの気持ちを受け止めます。答えられなくても、抱きしめて「大丈夫だよ」と安心させることが大切です。
トイレトレーニングが原因の場合
トイレトレーニングによるプレッシャーが夜泣きの原因と思われる場合は、無理をせず、こどものペースに合わせることが大切です。
まず、トレーニングのペースを見直しましょう。失敗が続いてこどもがストレスを感じている様子なら、一時的にトレーニングを中断することも選択肢です。「まだ早かったかな」と思ったら、数週間から数ヶ月休んでから再開しても問題ありません。
失敗しても絶対に叱らないことが重要です。「次は成功するよ」「大丈夫だよ」と励まし、成功した時は大いに褒めます。失敗を責めると、トイレに対する恐怖心や不安が増し、かえって逆効果になります。
夜間のおむつについては、無理に外す必要はありません。日中のトイレトレーニングが安定してから、夜間に移行しても遅くありません。夜間のコントロールは身体の成熟が必要なため、日中よりも時間がかかるのが普通です。
トイレを怖がる場合は、楽しい場所にする工夫をしましょう。好きなキャラクターのポスターを貼る、楽しい音楽を流す、トイレ用のおもちゃを用意するなど、ポジティブな印象を持てるようにします。
環境変化が原因の場合
保育園入園や弟妹の誕生など、環境変化が原因の場合は、時間をかけて適応を支援することが必要です。
変化があったことを認め、こどもの不安な気持ちに寄り添いましょう。「保育園が始まって、ちょっとドキドキしてるんだね」「赤ちゃんが来て、びっくりしたよね」と、気持ちを言語化してあげます。不安を感じることは悪いことではないと伝えます。
変わらない部分を大切にすることも重要です。朝の挨拶、寝る前のルーティン、週末の過ごし方など、変わらないものがあると安心します。特に、保護者との一対一の時間を意識的に作りましょう。弟妹が生まれた場合は、赤ちゃんが寝ている間に上の子と二人だけで過ごす時間を持つことが大切です。
新しい環境について、ポジティブに話すことも効果的です。「保育園で新しいお友達ができたね」「今日は何して遊んだの?」と、楽しかったことを思い出させます。ただし、無理にポジティブな反応を求めず、嫌だったことも話せる雰囲気を作ります。
適応には時間がかかることを理解し、焦らず見守る姿勢が大切です。数週間から数ヶ月かけて、徐々に慣れていきます。その過程で夜泣きが一時的に増えても、それは自然な反応です。
このように、原因に応じた適切な対処をすることで、多くの夜泣きは改善していきます。
しかし、場合によっては病気やトラブルが隠れていることもあります。
2歳の夜泣き原因として考えられる病気
頻繁に夜泣きが続く場合や、他の症状を伴う場合は、医学的な問題が隠れている可能性も考慮する必要があります。
睡眠時無呼吸症候群は、2歳でも起こりうる睡眠障害です。扁桃腺やアデノイドの肥大により、気道が狭くなって呼吸が妨げられます。いびきをかく、口を開けて寝る、睡眠中に呼吸が止まることがある、寝相が極端に悪い、日中も眠そうにしているなどの症状があれば、この可能性があります。睡眠の質が低下するため、夜中に何度も目が覚めて泣きます。耳鼻咽喉科での診察が必要です。
中耳炎も夜泣きの原因になります。2歳は耳管が短く水平なため、中耳炎になりやすい年齢です。日中は痛みを我慢していても、夜になると痛みが増して泣き出すことがあります。耳を触ったり気にしたりする仕草、発熱、機嫌の悪さなどが見られたら、小児科や耳鼻咽喉科を受診しましょう。
夜驚症は、2歳後半から見られ始めることがあります。深い睡眠中に突然起き上がって叫んだり、激しく泣いたりします。目は開いていても意識はなく、保護者の顔も認識しません。数分で自然に落ち着き、翌朝は覚えていません。頻繁に起こる場合や長時間続く場合は、睡眠専門医への相談が推奨されます。
アトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎も、夜泣きの原因になることがあります。夜間に皮膚のかゆみが増したり、鼻が詰まって息苦しくなったりして、睡眠が妨げられます。日中の皮膚症状や鼻炎症状を観察し、気になる場合は小児科やアレルギー科で治療を受けましょう。
鉄欠乏性貧血も見落とせません。鉄が不足すると、睡眠の質が低下し、夜中に目が覚めやすくなります。食欲不振、顔色が悪い、疲れやすい、集中力がないなどの症状があれば、血液検査で確認できます。
発達上の特性も考慮すべき場合があります。感覚が敏感なこどもは、音や光、布団の感触などに過敏に反応し、眠りが浅くなることがあります。また、自閉スペクトラム症などの発達特性を持つこどもは、睡眠の問題を抱えやすいことが知られています。夜泣きに加えて、日中の行動や発達に気になる点がある場合は、発達相談を検討しましょう。
このように、様々な医学的な問題が夜泣きの背景にある可能性があります。
では、原因が分からない場合や、対処しても改善しない場合は、どうすればよいのでしょうか。
2歳の夜泣き原因が分からない場合の対応
様々な対処を試しても改善しない場合や、原因が特定できない場合は、専門家に相談することが重要です。
小児科での相談は、最も身近な選択肢です。かかりつけの小児科医に、夜泣きの頻度、始まった時期、泣き方の特徴、日中の様子、生活の変化などを詳しく伝えましょう。睡眠日誌をつけて持参すると、状況を把握しやすくなります。何時に寝て、何時に目が覚めて、どのくらい泣いたか、その日の出来事などを記録します。
身体的な問題がないかを診察してもらい、必要に応じて専門医への紹介状を書いてもらうこともできます。血液検査で貧血やその他の問題がないか確認することもできます。
保育園の先生との連携も大切です。家では見えない園での様子を聞くことで、ストレスの原因が分かることがあります。また、園で配慮してもらえることがないか相談しましょう。席の位置、活動の参加の仕方、個別の声かけなど、小さな配慮が効果を生むことがあります。
保健師への相談も有効です。自治体の保健センターや子育て支援センターで、無料で相談できます。発達相談、育児相談、心理相談など、様々な窓口があります。必要に応じて専門機関への紹介もしてくれます。
睡眠専門医への受診は、睡眠障害が疑われる場合に検討します。大学病院や専門クリニックに睡眠外来があります。睡眠ポリグラフ検査により、睡眠の質や睡眠障害の有無を詳しく調べることができます。
親自身のケアも忘れてはいけません。毎晩の夜泣き対応で、保護者自身が睡眠不足になり、心身ともに疲弊してしまうことがあります。パートナーと交代で対応する、週末は誰かに預けて休む、一時保育を利用するなど、自分自身の休息を確保することが大切です。
同じ悩みを持つ保護者とつながることも、心の支えになります。地域の育児サークルやSNSで、経験を共有し、励まし合いましょう。「自分だけじゃない」と思えることは、大きな救いになります。
2歳の夜泣きは、多くの場合、発達過程の一時的な現象です。イヤイヤ期を乗り越え、情緒が安定してくると、自然と夜泣きも減っていきます。焦らず、こどもの成長を信じながら、適切なサポートを得て、一日一日を乗り越えていきましょう。完璧な対応を目指す必要はありません。できる範囲で、こどもと保護者の両方が心地よく過ごせる方法を見つけていくことが大切です。
監修

略歴
| 2017年 | 本田右志理事長より右脳記憶教育講座を指南、「JUNKK認定マスター講師」取得 |
|---|---|
| 2018年 | 幼児教室アップルキッズをリビングサロンとして開講 |
| 2020年 | 佐々木進学教室Tokiwaみらい内へ移転、「佐々木進学教室幼児部」として再スタート |
| 2025年 | 一般社団法人 日本右脳記憶教育協会(JUNKK)代表理事に就任 |



