指しゃぶりをしない赤ちゃんは大丈夫なの?理由と発達への影響について

指しゃぶり

赤ちゃんが指しゃぶりをしないことを心配している親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか。

周りの赤ちゃんは指を吸っているのに、うちの子は全く吸わないと不安になることがあります。

指しゃぶりは赤ちゃんにとって当たり前の行動だと思っていたのに、しないのは何か問題があるのではないかと気になります。

この記事では、指しゃぶりをしないことが問題かどうか、しない理由、しない子の特徴とメリット、そして無理にさせる必要があるかについて詳しく解説します。

指しゃぶりをしないのは問題ないのか

指しゃぶりをしなくても全く問題なく、それぞれの赤ちゃんに個性があり、正常な発達の範囲内です。

指しゃぶりは必須ではないという理解が重要です。多くの育児書や情報サイトで指しゃぶりについて書かれているため、「赤ちゃんは指しゃぶりをするもの」という印象を持ちがちですが、実際には指しゃぶりは必須の発達段階ではありません。指しゃぶりをする子が多いのは事実ですが、しないからといって発達に問題があるわけではないのです。

指しゃぶりは、赤ちゃんが安心感を得たり、自己鎮静をしたりするための一つの方法に過ぎません。他の方法で同じ目的を達成できれば、指しゃぶりをする必要はないのです。おしゃぶりを使う、抱っこされる、音楽を聞くなど、安心を得る方法は様々であり、指しゃぶりはその選択肢の一つに過ぎません。

しない子の割合として、統計的には、生後数ヶ月の時点で約20〜30%の赤ちゃんは指しゃぶりをほとんどしない、またはまったくしないとされています。つまり、3〜4人に1人は指しゃぶりをしない、あるいは少ししかしないということになります。これは決して珍しいことではなく、十分に多い割合です。

また、一時的に指しゃぶりをしていても、数週間〜数ヶ月でやめてしまう赤ちゃんもいます。新生児期には偶然指が口に入って吸っていたけれど、その後は全くしなくなったというケースもよくあります。つまり、指しゃぶりをしないパターンは決して稀ではないのです。

心配する必要がない理由として、まず、指しゃぶりをしないこと自体は発達の遅れや問題を示すものではありません。発達には個人差があり、安心を得る方法、自己鎮静の方法も赤ちゃんによって異なります。ある赤ちゃんは指しゃぶりを好み、ある赤ちゃんは他の方法を好むというだけのことです。

全体的な発達が順調であれば心配不要です。体重が順調に増えている、授乳やミルクをよく飲む、よく眠る、機嫌が良い時間がある、周囲に反応する、月齢相応の運動発達(首すわり、寝返りなど)が見られるといった様子があれば、指しゃぶりをしなくても全く問題ありません。

また、指しゃぶりをしないからといって、不安を感じやすい、情緒が不安定といったことはありません。指しゃぶり以外の方法で安心を得ているだけであり、心の発達に問題があるわけではないのです。むしろ、指しゃぶりに依存せず、他の方法で自己調整できているとも考えられます。

発達への影響について、指しゃぶりをしないことによる悪影響は基本的にありません。逆に、いくつかのメリットがあると考えられます。歯並びへの悪影響の心配がない、手や指が清潔に保ちやすい、やめさせる苦労がない、といった点は明確なメリットです。

口腔発達への影響も心配ありません。指しゃぶりをしなくても、授乳やミルクを飲むことで十分に吸啜運動は行われており、口腔の発達に問題はありません。離乳食を食べる、ストローを使うといった発達も、指しゃぶりの有無とは関係なく進んでいきます。

感覚統合への影響も基本的にありません。指しゃぶりは口腔感覚の刺激を提供しますが、それは唯一の感覚刺激源ではありません。おもちゃを口に入れる、手や足を触る、様々な食べ物を食べるといった他の経験を通じて、十分な感覚刺激が得られます。

自己鎮静能力の発達も問題ありません。指しゃぶりをしない赤ちゃんは、抱っこされる、声をかけてもらう、おしゃぶりを使うといった他の方法で自己鎮静を学んでいます。指しゃぶりだけが自己鎮静の方法ではなく、様々な方法があるのです。

親子関係への影響もポジティブに捉えられます。指しゃぶりをしない赤ちゃんは、不安な時や眠い時に親を求めることが多い傾向があります。これは依存しすぎているのではなく、親との絆を深める機会が多いとも言えます。親とのスキンシップやコミュニケーションを通じて安心を得ることは、健全な愛着形成につながります。

個性の表れとして理解することも大切です。指しゃぶりをする・しないは、赤ちゃんの個性や気質の一部です。活発な子、おとなしい子がいるように、指しゃぶりをする子、しない子がいるだけです。この個性を受け入れ、その子に合った育児をすることが大切です。

このように、指しゃぶりをしないことは全く問題なく、むしろそれも一つの個性として受け入れることが大切なのです。

では、なぜ指しゃぶりをしない赤ちゃんがいるのでしょうか。

指しゃぶりをしない理由

指しゃぶりをしない理由は、おしゃぶりの使用、十分な授乳、他の安心方法の獲得、気質の違いなど、様々な要因があります。

おしゃぶりを使っている場合、これが最も一般的な理由の一つです。おしゃぶりを使っている赤ちゃんは、吸啜欲求や安心感をおしゃぶりで満たしているため、指しゃぶりをする必要がありません。おしゃぶりは親がコントロールしやすく、衛生的に管理できるため、積極的に使っている家庭も多くあります。

おしゃぶりと指しゃぶりは、赤ちゃんにとって似た機能を果たします。どちらも吸うことで安心感を得られ、自己鎮静ができます。そのため、おしゃぶりを使っている赤ちゃんは、わざわざ指を吸う必要がないのです。おしゃぶりをやめた後に指しゃぶりを始めることもありますが、そのままどちらもしない子もいます。

他の安心方法を持っている場合も、指しゃぶりをしない理由となります。赤ちゃんによって、安心を得る方法は様々です。お気に入りのぬいぐるみやブランケットを握る、抱っこされる、揺らしてもらう、音楽を聞く、ママの声を聞くといった方法で十分に安心できる赤ちゃんは、指しゃぶりをする必要がありません。

特に、親とのスキンシップが十分にある環境で育っている赤ちゃんは、親の温もりや声で安心を得られるため、自分で自己鎮静する必要性が低くなります。これは決して悪いことではなく、良好な親子関係の証とも言えます。ただし、これらの赤ちゃんも成長とともに、徐々に自分で安心を得る方法を身につけていきます。

吸啜欲求が満たされている場合も、指しゃぶりをしない理由です。授乳時間が十分に長い、母乳育児でゆっくり時間をかけて授乳している、哺乳瓶でも乳首の穴が適切で、十分な時間吸える環境にあるといった場合、吸啜欲求が授乳だけで満たされ、指しゃぶりをする必要がありません。

特に母乳育児の場合、赤ちゃんは自分のペースで吸い続けることができるため、吸啜欲求が満たされやすい傾向があります。また、頻回授乳(授乳回数が多い)の場合も、常に吸啜の機会があるため、指しゃぶりが少なくなることがあります。

気質や性格の違いも大きな要因です。生まれつきの気質によって、口腔刺激を求める程度は異なります。口腔感覚に敏感で、吸うことを好む赤ちゃんもいれば、それほど好まない赤ちゃんもいます。視覚刺激を好む赤ちゃん、聴覚刺激を好む赤ちゃん、触覚刺激を好む赤ちゃんなど、好みの感覚は様々です。

口腔刺激よりも、見ることや聞くことを好む赤ちゃんは、指しゃぶりをしない傾向があります。周囲を観察することで安心したり、音楽やママの声を聞くことで落ち着いたりする赤ちゃんは、指を吸う必要性を感じないのです。

また、比較的落ち着いた気質で、あまり不安を感じない赤ちゃんは、そもそも自己鎮静の手段をそれほど必要としないこともあります。機嫌が良い時間が長い、泣くことが少ない、環境の変化に柔軟に対応できるといった赤ちゃんは、指しゃぶりをしなくても十分に快適に過ごせます。

感覚の好みの違いも関係しています。感覚統合の観点から、赤ちゃんによって好む感覚刺激は異なります。口腔内の感覚を好む赤ちゃんは指しゃぶりをしやすく、触覚を好む赤ちゃんは物を握ったり触ったりすることを好みます。前庭感覚(揺れや回転)を好む赤ちゃんは、揺らしてもらうことで落ち着きます。

指や手の感覚に関しても、好みがあります。指を吸う感覚が心地良いと感じる赤ちゃんもいれば、それほど快適に感じない赤ちゃんもいます。また、唾液で手が濡れることを嫌がる、清潔好きな赤ちゃんもいます。このような感覚の好みは生まれつきの要素が強く、無理に変えることは難しいのです。

手の器用さの発達も影響します。指しゃぶりをするには、手を口に持っていき、特定の指を吸うという協調運動が必要です。この運動が得意な赤ちゃんもいれば、苦手な赤ちゃんもいます。手を口に持っていくことが苦手な赤ちゃんは、偶然指が口に入ることが少なく、指しゃぶりの習慣が形成されにくいことがあります。

授乳スタイルの影響もあります。抱き方によっては、赤ちゃんの手が自由にならず、指しゃぶりをする機会が少ない場合があります。また、授乳後すぐに寝かせる、手を包むようにおくるみで巻くといった習慣がある場合も、指しゃぶりをする機会が限られます。

環境要因として、常に誰かが抱っこしている、家族が多く常に誰かが構っているといった環境では、赤ちゃんは一人で自己鎮静する必要が少なく、指しゃぶりが発達しないことがあります。これは文化的な違いもあり、赤ちゃんを常に抱っこする文化では、指しゃぶりが少ない傾向があるという研究もあります。

偶然の要素も無視できません。指しゃぶりは、偶然手が口に入ったことがきっかけで始まることが多いです。その偶然の機会が少なかった、あるいはあっても特に快適に感じなかったという場合、指しゃぶりの習慣が形成されないことがあります。習慣の形成には、行動と快感の結びつきが必要ですが、その結びつきが弱ければ、習慣にはならないのです。

このように、指しゃぶりをしない理由は多岐にわたり、その多くは正常な個人差の範囲内です。

指しゃぶりをしない子には、どのような特徴やメリットがあるのでしょうか。

指しゃぶりをしない子の特徴とメリット

指しゃぶりをしない子は、歯並びの心配が少なく、衛生的で、他の自己鎮静方法を持つという特徴とメリットがあります。

歯並びへの心配が少ないことは、最も明確なメリットです。指しゃぶりを長期間続けると、出っ歯や開咬といった歯並びの問題が生じる可能性がありますが、指しゃぶりをしない子にはこの心配がありません。永久歯が生える前の心配が一つ減り、歯科検診でも指摘されることがありません。

将来的に矯正治療が必要になるリスクも低くなります。もちろん、歯並びは遺伝的要因や他の習慣(口呼吸、舌の癖など)にも影響されますが、指しゃぶりという大きなリスク要因がないことは、歯並びにとってプラスです。

手が清潔に保ちやすいこともメリットです。指しゃぶりをする子は、常に手が唾液で濡れており、衛生管理が大変です。手を頻繁に拭く、服の袖が濡れる、皮膚トラブル(湿疹、ただれなど)が起こりやすいといった問題があります。指しゃぶりをしない子は、これらの問題から解放されます。

特に外出先では、手の清潔を保つことが難しいこともあります。公園で遊んだ後、買い物中など、手を洗えない状況で指を吸うと、細菌やウイルスが口に入るリスクがあります。指しゃぶりをしない子は、このリスクが低く、感染症にかかりにくい可能性があります。

皮膚トラブルのリスクが低いことも利点です。長時間指を吸っていると、指の皮膚がふやけたり、荒れたり、たこができたりします。冬場は特に乾燥して、ひび割れることもあります。指しゃぶりをしない子は、これらの皮膚トラブルとは無縁です。

他の自己鎮静方法を持つことも特徴の一つです。指しゃぶりをしない子は、他の方法で安心を得たり、自分を落ち着かせたりする方法を身につけています。ぬいぐるみやブランケットを握る、親に甘える、深呼吸をする(成長してから)、好きな活動に集中するといった、多様な対処方法を持つことは、長期的には有益です。

一つの方法に依存しないことで、柔軟な対処能力が育つ可能性があります。指しゃぶりに強く依存している子は、指しゃぶりができない状況で困ることがありますが、複数の方法を持っている子は、状況に応じて最適な方法を選択できます。

親とのコミュニケーションが多い傾向もあります。指しゃぶりをしない子は、不安や眠気を感じた時、親を求めることが多い傾向があります。これは、親子のコミュニケーションや絆を深める機会となります。親も、子のニーズに気づきやすく、適切な対応ができます。

ただし、これは親への依存が強いということではありません。成長とともに、親以外の方法でも自己鎮静ができるようになっていきます。乳幼児期に親との密接な関係を築くことは、将来の自立の基盤となります。

やめさせる苦労がないことも大きなメリットです。指しゃぶりをする子の親は、いつかやめさせなければならないという課題を抱えています。3〜4歳頃からやめさせる働きかけを始め、時には苦労することもあります。指しゃぶりをしない子は、この過程が不要であり、親子ともにストレスが少ないと言えます。

独立心が強い傾向があるとする見解もあります。科学的に確立された説ではありませんが、指しゃぶりをしない子は、比較的早くから自分で環境に適応する力を持っているとも考えられます。指しゃぶりという内向的な安心方法に頼らず、外部の環境や人との関わりから安心を得る力が育っている可能性があります。

社会性の発達にも影響する可能性があります。指しゃぶりに没頭する時間がない分、周囲を観察したり、人と関わったりする時間が多くなることで、社会性が育ちやすいという見方もあります。ただし、これも個人差が大きく、指しゃぶりをする子が社会性に欠けるということではありません。

注意すべき点として、指しゃぶりをしないこと自体は素晴らしいことですが、それが不安やストレスを内に溜め込んでいるサインではないかを注意深く見守る必要があります。適切な自己表現や感情の発散ができているか、全体的な発達は順調かを観察することが大切です。

このように、指しゃぶりをしない子には様々な特徴とメリットがあり、それは一つの個性として肯定的に捉えることができます。

では、指しゃぶりをしない子に、無理にさせる必要はあるのでしょうか。

指しゃぶりをさせる必要はあるか

指しゃぶりをさせる必要は全くなく、それぞれの発達パターンを尊重し、自然に見守ることが最善です。

無理にさせる必要はないという明確な答えがあります。指しゃぶりは、する必要がある発達段階や必須の行動ではありません。しないからといって何か訓練したり、無理にさせたりする必要は全くありません。むしろ、無理に指を口に入れさせようとすることは、赤ちゃんを混乱させ、不快にさせる可能性があります。

赤ちゃんは、自分に必要な行動を自然に行います。指しゃぶりが必要な子は自然に始めますし、必要でない子はしません。この自然な選択を尊重することが、赤ちゃんの個性を尊重することにつながります。

おしゃぶりを与える必要もありません。「指しゃぶりをしないからおしゃぶりを使わせよう」と考える必要もありません。指しゃぶりもおしゃぶりも使わずに育つ子は多く、それで全く問題ありません。おしゃぶりは、必要性を感じた時に使う選択肢の一つであり、必須のアイテムではないのです。

それぞれの発達パターンを理解することが大切です。赤ちゃんの発達には、様々なパターンがあります。指しゃぶりをたくさんする子、少ししかしない子、全くしない子、それぞれが正常な発達の範囲内です。歩き始める時期が子によって違うように、指しゃぶりのパターンも子によって違うのです。

大切なのは、その子全体を見ることです。指しゃぶりをする・しないという一つの行動だけに注目するのではなく、全体的な発達、機嫌、食欲、睡眠、親子関係などを総合的に見て、その子が健やかに育っているかを判断します。

見守るべきポイントとして、指しゃぶりをしない子でも、以下の点を観察することが大切です。まず、全体的な発達が順調かどうかです。体重の増加、運動発達、社会性の発達などが月齢相応に進んでいれば問題ありません。

他の自己鎮静方法を持っているかも重要です。指しゃぶりをしなくても、他の方法(抱っこ、ぬいぐるみ、おしゃぶりなど)で安心を得られていれば良いのです。不安な時やぐずった時に、何かしらの方法で落ち着けているかを観察します。

機嫌の良い時間があるかも大切なポイントです。常に泣いている、落ち着かないといった様子がなく、機嫌良く過ごせる時間があれば、安心の方法を持っていると判断できます。

親子関係が良好かも観察します。赤ちゃんが親を求める、親の声や顔に反応する、抱っこされると落ち着くといった様子があれば、健全な愛着が形成されています。

専門家に相談すべきケースとして、ほとんどの場合は心配不要ですが、以下のような場合は小児科医や保健師に相談することを検討します。指しゃぶりをしないことに加えて、全体的な発達の遅れが気になる場合です。運動発達が遅い、反応が乏しい、視線が合わないといった他の気になる点がある場合は、総合的な評価が必要です。

常に泣いていて落ち着く方法が何もない場合も相談が必要です。抱っこしても、授乳しても、何をしても泣き止まない、落ち着かないという状態が続く場合は、何か問題がある可能性があります。

授乳や睡眠に問題がある場合も注意が必要です。授乳量が極端に少ない、体重が増えない、全く眠らない、あるいは常に眠っているといった問題がある場合は、専門家の評価が必要です。

感覚の過敏さや鈍感さが極端な場合も相談を検討します。口に何も入れることを極端に嫌がる、触られることを強く拒否するといった感覚の問題が顕著な場合は、感覚統合の専門家(作業療法士など)に相談することも選択肢です。

親が非常に不安を感じている場合も、相談することで安心できます。医学的には問題なくても、親が強い不安を抱えていると、それが育児全体に影響します。専門家に「問題ありません」と言ってもらうことで、安心して子育てができます。

長期的な視点を持つことも大切です。指しゃぶりをする・しないは、人生の中のほんの一時期の行動パターンに過ぎません。大人になって、「こどもの頃指しゃぶりをしなかった」ことが問題になることはありません。今、目の前の子が健やかに育っていることが何より重要なのです。

個性を肯定することの大切さとして、指しゃぶりをしないことも、その子の個性の一つです。髪の色や目の色が違うように、行動のパターンも子によって違います。「普通はこうあるべき」という固定観念にとらわれず、目の前の子をありのままに受け入れることが、健全な親子関係と子の自己肯定感を育てます。

このように、指しゃぶりをさせる必要は全くなく、しない子はそのままの個性を尊重し、全体的な発達を見守ることが最善のアプローチなのです。そして、どんな子も、愛情を持って見守られることで、健やかに成長していくのです。

監修

代表理事
佐々木知香

略歴

2017年 本田右志理事長より右脳記憶教育講座を指南、「JUNKK認定マスター講師」取得
2018年 幼児教室アップルキッズをリビングサロンとして開講
2020年 佐々木進学教室Tokiwaみらい内へ移転、「佐々木進学教室幼児部」として再スタート
2025年 一般社団法人 日本右脳記憶教育協会(JUNKK)代表理事に就任
塾講師として中高生の学習指導に長年携わる中で、幼児期・小学校期の「学びの土台づくり」の重要性を痛感。
結婚を機に地方へ移住後、教育情報や環境の地域間格差を実感し、「地域に根差した実践の場をつくりたい」との想いから、幼児教室アップルキッズを開校。
発達障害や不登校の支援、放課後等デイサービスでの指導、子ども食堂での学習支援など、多様な子どもたちに寄り添う教育活動を展開中。