非認知能力の具体例10選!年齢別の行動で見る育ち方のポイントとは

非認知能力

非認知能力という言葉は知っていても、実際にどのような行動や様子を指すのか、具体例が分からないという保護者は多いでしょう。

忍耐力や協調性といった抽象的な言葉では、日常生活の中でこどもの能力が育っているのか判断しにくいものです。

実は、こどもの何気ない行動の中に、そのような能力が育っているサインがたくさん隠れています。

年齢によって現れる行動は異なりますが、それらを正しく知ることで、こどもの成長をより深く理解できるようになります。

この記事では、非認知能力の代表的な10の具体例を、年齢別の行動と共に詳しく解説します。

非認知能力とは何?主な能力の具体例

非認知能力とは、自制心、忍耐力、やり抜く力、好奇心、協調性、共感性、自己肯定感、レジリエンス、創造性、リーダーシップという、テストでは測れない心の力や社会的な能力のことです。

非認知能力について理解を深めるには、まずどのような能力が含まれるのかを具体的に知る必要があります。研究者によって分類方法は異なりますが、主要な非認知能力として以下のようなものが挙げられます。

第一に、自制心です。目の前の誘惑に負けず、長期的な目標のために我慢できる力のことです。ゲームをしたいけど宿題を先にする、おやつを食べたいけど夕飯まで待つといった日常の場面で発揮されます。マシュマロテストで測定される、衝動を抑える力がこれにあたります。

第二に、忍耐力とやり抜く力(グリット)です。困難に直面しても諦めず、目標に向かって粘り強く努力を続ける力です。すぐに結果が出なくても継続できる、失敗してもまた挑戦できる姿勢を指します。アンジェラ・ダックワース博士が提唱したグリットの概念が注目されています。

第三に、好奇心と学習意欲です。新しいことに興味を持ち、自ら学ぼうとする姿勢です。「なぜだろう?」「もっと知りたい」という探究心が、生涯学習の原動力となります。外から強制されるのではなく、内側から湧き出る学びへの意欲を指します。

第四に、協調性とコミュニケーション能力です。他者と協力し、良好な関係を築く力です。チームで働く、相手の話を聞く、自分の考えを伝える、対立を解決するといった社会的なスキルが含まれます。

第五に、共感性と思いやりです。他者の気持ちを理解し、立場に立って考える力です。相手が困っているときに助けようとする、悲しんでいる人に寄り添うといった行動の基盤となります。

第六に、自己肯定感と自信です。自分には価値があると感じ、自分の能力を信じる気持ちです。失敗を恐れずに挑戦する勇気の源となります。

第七に、レジリエンス(回復力)です。困難や失敗から立ち直り、逆境を乗り越える力です。ストレスや挫折に直面したときに、適応し、成長する能力を指します。

第八に、創造性と柔軟な思考です。既存の枠にとらわれず、新しいアイデアを生み出す力です。問題に対して多様なアプローチを考え、柔軟に対応する能力も含まれます。

第九に、責任感と誠実性です。自分の行動に責任を持ち、約束を守り、誠実に行動する姿勢です。信頼される人間関係の基盤となります。

第十に、リーダーシップと自己管理能力です。目標を設定し、計画を立て、自分の行動を管理する力です。また、必要に応じて他者を導く力も含まれます。

これら10の非認知能力は、年齢とともに少しずつ発達し、日常生活の様々な場面で具体的な行動として現れるのです。

では、最も早い時期である乳幼児期には、どのような行動として非認知能力が現れるのかを見ていきましょう。

【0〜3歳】乳幼児期に見られる非認知能力の具体例

乳幼児期の非認知能力は、養育者への安定した愛着行動、泣き止もうとする自己調整、新しいものへの好奇心、簡単な我慢ができる自制心といった行動として現れます。

0歳から3歳までの乳幼児期は、非認知能力の土台が形成される最も重要な時期です。この時期の非認知能力は、まだ未熟で単純な形ですが、日々の行動の中に確実に芽生えています。保護者が気づかないほど小さな変化の中に、重要な発達のサインが隠れています。

愛着形成に関わる行動例

生後数ヶ月から、赤ちゃんは特定の養育者に愛着を示すようになります。お母さんやお父さんの顔を見ると笑顔になる、声を聞くと安心する、抱っこされると泣き止むといった行動は、安定した愛着関係が育っている証拠です。この愛着が、自己肯定感の土台となります。

人見知りも非認知能力の発達の一つです。生後8ヶ月頃から始まる人見知りは、特定の養育者とそれ以外の人を区別できるようになった証拠であり、愛着が形成されている証です。不安を感じたときに養育者のもとに戻って安心感を得る行動(安全基地行動)も、健全な愛着の表れです。

1歳を過ぎると、養育者の後追いをする、離れると不安がるといった行動が見られます。これは依存ではなく、安心できる基地があるからこそ、世界を探索できるという健全な発達の表れです。この安心感が、後の自立や挑戦する勇気につながります。

共同注意という行動も重要です。1歳前後から、こどもは大人が見ているものを一緒に見ようとする、自分が見つけたものを大人に見せようとするといった行動を示します。これは他者と経験を共有しようとする社会性の芽生えであり、後のコミュニケーション能力や共感性の基盤となります。

自己調整に関わる行動例

感情の調整も、乳幼児期から少しずつ発達します。0歳の頃は泣くことしかできなかった赤ちゃんが、1歳を過ぎると、指しゃぶりをして自分を落ち着かせる、お気に入りのぬいぐるみを抱いて安心するといった、自己調整の行動を示すようになります。これは自制心の芽生えです。

2歳頃になると、「イヤイヤ期」が始まります。これは自我の芽生えであり、自己主張ができるようになった成長の証です。「自分でやりたい」という意欲は、自律性の発達を示しています。この時期に十分に自己主張させることが、後の自己肯定感や主体性を育てます。

簡単な我慢もできるようになります。「ちょっと待ってね」と言われて数秒待てる、順番を少し待てる、「ダメ」と言われたことを我慢できるといった行動は、自制心が育っている証拠です。まだ完璧にはできませんが、2〜3歳になると、こうした我慢が少しずつできるようになります。

好奇心も旺盛に現れます。何でも触ってみたい、開けてみたい、口に入れてみたいという探索行動は、好奇心の表れです。危険なこと以外は、できるだけ自由に探索させることで、好奇心が育ちます。新しいおもちゃや環境に興味を示し、積極的に関わろうとする姿勢は、学習意欲の土台となります。

模倣行動も重要な非認知能力の発達です。1歳頃から、大人の動作を真似する、電話で話すふりをする、掃除の真似をするといった行動が見られます。これは他者から学ぶ力、社会性の基礎となります。

このように、乳幼児期の非認知能力は、愛着行動、自己調整、好奇心、簡単な我慢といった具体的な行動として日常的に観察できるのです。

乳幼児期に育った土台の上に、幼児期にはより複雑な非認知能力が発達していきます。

【4〜6歳】幼児期に見られる非認知能力の具体例

幼児期の非認知能力は、友だちと協力して遊ぶ協調性、ルールを守る自制心、失敗しても再挑戦する忍耐力、役割を演じる共感性といった、より社会的で複雑な行動として現れます。

4歳から6歳の幼児期は、保育園や幼稚園での集団生活を通じて、社会性を伴う非認知能力が大きく発達する時期です。友だちとの関わりが増え、ルールのある遊びができるようになり、自分の感情をある程度コントロールできるようになります。この時期の具体的な行動から、非認知能力の発達を見て取ることができます。

社会性に関わる行動例

協調性は、友だちとの遊びの中で具体的に現れます。積み木で一緒に大きな作品を作る、ごっこ遊びで役割を分担する、おもちゃを「貸して」「いいよ」と貸し借りできるといった行動は、協調性が育っている証拠です。4歳頃はまだ自分中心ですが、5〜6歳になると、友だちと協力することの楽しさを理解し始めます。

順番を待つ行動も、自制心の発達を示します。ブランコで順番を待つ、ゲームで自分の番を待つ、先生が話しているときは手を挙げて待つといった行動ができるようになります。最初は大人に促されて待ちますが、徐々に自分から待てるようになります。

ルールを守る行動は、自己規律の発達です。鬼ごっこのルールを守る、「ここから先は入ってはいけない」という約束を守る、「片付けてから遊ぶ」というルールに従うといった行動は、社会のルールを理解し、従う力が育っている証です。

共感性は、他者への思いやり行動として現れます。泣いている友だちを慰める、困っている友だちを助ける、「痛かったね」と声をかけるといった行動は、他者の気持ちを理解し、共感する力が育っている証拠です。4歳頃から、こうした他者志向的な行動が増えてきます。

ごっこ遊びでの役割演技も、共感性と創造性を示します。お母さん役、お医者さん役、お店屋さん役など、様々な役になりきることで、他者の視点に立つ経験をします。「患者さんは痛いから優しくしないと」といった発言は、他者の立場で考える力が育っている証です。

自己管理に関わる行動例

やり抜く力は、難しい課題への取り組みで見られます。難しいパズルに何度も挑戦する、うまく描けない絵を何度も描き直す、できない縄跳びを練習し続けるといった行動は、忍耐力とやり抜く力が育っている証拠です。5〜6歳になると、すぐに諦めずに粘り強く取り組む姿勢が見られるようになります。

感情のコントロールも発達します。思い通りにならなくても泣かずに我慢できる、負けても怒らない、順番を待てるといった行動は、感情を調整する力が育っている証です。4歳頃はまだ感情が爆発することも多いですが、5〜6歳になると、深呼吸をして落ち着く、別のことで気を紛らわすといった自己調整の方法を使い始めます。

計画性の芽生えも見られます。「今日は公園に行ってから、おやつを食べて、それから絵本を読む」といった簡単な計画を立てる、必要なものを自分で準備するといった行動は、先を見通して行動する力の芽生えです。

自己主張と妥協のバランスも学びます。「僕はこうしたい」と自分の意見を言える一方で、「じゃあ、こうしようか」と妥協案を受け入れることもできるようになります。この柔軟性は、社会生活に必要な重要な能力です。

好奇心は質問の形で現れます。「なぜ空は青いの?」「どうして雨が降るの?」といった質問を次々とすることは、好奇心と学習意欲の表れです。この時期の「なぜなぜ期」は、知的好奇心が育っている証拠であり、大切にすべき発達段階です。

このように、幼児期の非認知能力は、友だちとの協力、ルール遵守、感情コントロール、粘り強さといった具体的で観察しやすい行動として現れるのです。

幼児期に育った社会性や自己管理能力は、学童期になるとさらに高度な形で発揮されます。

【7歳以降】学童期に見られる非認知能力の具体例

学童期の非認知能力は、宿題を計画的に進める自己管理能力、チームで目標を達成する協調性、困難な課題に粘り強く取り組むやり抜く力、失敗から学ぶレジリエンスといった、より複雑で自律的な行動として現れます。

小学校に入学すると、こどもは家庭や幼稚園とは異なる、より構造化された社会に入ります。宿題、係活動、クラブ活動、複雑な友人関係など、様々な責任と課題に直面します。この時期の非認知能力は、これらの課題にどう取り組むかという行動の中に具体的に現れます。

自己管理能力は、学習への取り組みで顕著に現れます。宿題を自分から始める、明日の準備を前日の夜にする、テストの日程を確認して計画的に勉強するといった行動は、自己管理能力が育っている証拠です。低学年では保護者の声かけが必要ですが、高学年になると自分で管理できるようになります。時間を意識して行動する、優先順位をつけて課題に取り組むといった行動も見られます。

やり抜く力は、長期的な課題への取り組みで見られます。夏休みの自由研究を最後まで完成させる、難しい問題集に何日もかけて取り組む、苦手な教科でも諦めずに勉強を続けるといった行動は、やり抜く力の表れです。すぐに結果が出なくても継続できる、途中で投げ出さない姿勢が育っています。

協調性は、集団活動での行動に現れます。グループ学習で役割を分担して協力する、運動会の練習でチームとして頑張る、クラブ活動でメンバーと協力するといった行動は、協調性が発達している証拠です。自分の意見を主張しながらも、他者の意見も尊重し、妥協点を見つける力も育ちます。

リーダーシップも発揮されるようになります。係活動でリーダーを務める、友だちをまとめて遊びを進める、クラスの問題について意見を言うといった行動は、リーダーシップの芽生えです。必ずしも全員がリーダータイプである必要はありませんが、適切な場面で主導性を発揮できることは重要です。

レジリエンスは、失敗への対処で見られます。テストで悪い点を取っても次に向けて勉強し直す、試合に負けても次の試合に向けて練習する、友だちとケンカしても仲直りする方法を考えるといった行動は、困難から立ち直る力が育っている証拠です。失敗を分析し、次に活かそうとする姿勢も見られます。

責任感は、係活動や家庭での役割遂行に現れます。給食当番を忘れずに行う、飼育係として動物の世話を続ける、家でのお手伝いを継続するといった行動は、責任感が育っている証拠です。「自分の仕事」として認識し、忘れずに実行する姿勢が育ちます。

問題解決能力も発達します。友だちとトラブルがあったときに自分で解決策を考える、勉強で分からないところを調べたり質問したりする、新しい課題に対して複数の方法を試すといった行動は、問題解決能力の表れです。大人にすぐに頼るのではなく、まず自分で考えようとする姿勢が育ちます。

時間管理能力も具体的に現れます。習い事と宿題の時間配分を考える、遊ぶ時間と勉強する時間を自分で決める、「あと30分しかないから急ごう」と時間を意識するといった行動は、時間管理能力が育っている証拠です。

創造性は、課題への独自のアプローチで見られます。自由研究で独自のテーマを選ぶ、図工で独創的な作品を作る、作文で独自の視点を示すといった行動は、創造性が育っている証拠です。既存の方法に従うだけでなく、自分なりの工夫を加えようとする姿勢が見られます。

このように、学童期の非認知能力は、学校生活や家庭での様々な場面で、より自律的で複雑な行動として具体的に観察できるのです。

年齢別の具体例を見てきましたが、これらの非認知能力を日常生活でどう育てていけばよいのでしょうか。

日常生活で非認知能力を育てる具体的な場面

日常生活で非認知能力を育てるには、朝の準備で自己管理能力、食事の時間で協調性、遊びで創造性、お手伝いで責任感、就寝前の振り返りで自己理解力を育てる機会として捉え、こどもの主体的な行動を認めて見守ることが重要です。

非認知能力の具体例を理解したら、次は日常生活の中でどう育てていくかが重要です。特別なことをする必要はなく、毎日の何気ない場面が、非認知能力を育てる絶好の機会となります。保護者がその機会を意識し、適切な関わり方をすることで、こどもの非認知能力は着実に育っていきます。

朝の準備は、自己管理能力を育てる場面です。「7時までに着替えて朝ごはんを食べる」という目標に向けて、自分で時間を意識して行動することを促します。低学年のうちは保護者が声をかけながら、徐々に自分で時計を見て行動できるよう導きます。「あと10分で出発だよ」と時間を伝え、こども自身が「急がないと」と判断する経験が、時間管理能力を育てます。

食事の時間は、協調性と自制心を育てる場面です。家族で食卓を囲み、「いただきます」まで待つ、食べたいものがあっても順番に取る、家族の話を聞くといった行動は、自制心と協調性を育てます。また、食事の準備や後片付けを手伝うことで、責任感も育ちます。

遊びの時間は、創造性と問題解決能力を育てる場面です。おもちゃで自由に遊ばせることで、想像力が育ちます。積み木やブロックで何を作るか自分で考える、ごっこ遊びでストーリーを作るといった経験が、創造性を育てます。保護者は「次は何作るの?」「それはどうやって動くの?」と興味を示し、こどもの創造性を引き出します。

友だちとの遊びは、社会性を育てる重要な場面です。おもちゃの取り合いになったとき、すぐに介入せず、まずはこども同士で解決できるよう見守ります。「どうしたらいいと思う?」と問いかけることで、問題解決能力が育ちます。けんかをしても、仲直りする経験を通じて、対立を解決する力が育ちます。

お手伝いは、責任感と自己効力感を育てる場面です。年齢に応じた役割を与え、継続して行うことで、責任感が育ちます。完璧でなくても「ありがとう、助かったよ」と感謝を伝えることで、自己効力感が育ちます。「自分は家族の役に立っている」という実感が、自己肯定感を高めます。

宿題の時間は、やり抜く力と自己管理能力を育てる場面です。「いつやるか」「どの順番でやるか」をこども自身に決めさせることで、自己管理能力が育ちます。難しい問題に直面したとき、すぐに答えを教えるのではなく、「どこが分からないの?」「もう一回読んでみようか」と粘り強く取り組むよう促すことで、やり抜く力が育ちます。

習い事の場面では、目標設定と達成の経験ができます。「今月はこの曲を弾けるようになる」といった目標を自分で立て、達成に向けて努力する経験が、やり抜く力を育てます。うまくいかないときも諦めず、工夫して練習することで、問題解決能力が育ちます。

就寝前の振り返りは、自己理解力を育てる場面です。「今日はどんなことがあった?」「楽しかったことは?」「難しかったことは?」と振り返る時間を持つことで、自分の感情や経験を言語化する力が育ちます。また、「明日はどうしたい?」と聞くことで、計画性も育ちます。

失敗の場面こそ、レジリエンスを育てる最大のチャンスです。テストで悪い点を取った、試合に負けた、友だちとけんかしたといった失敗体験に対して、責めるのではなく、「何が原因だったと思う?」「次はどうする?」と一緒に考えることで、失敗から学ぶ力が育ちます。保護者自身の失敗談を共有することも、「失敗は誰にでもあること」という理解を促します。

こどもの行動を捉える視点も重要です。「宿題をなかなか始めない」という行動を、「やる気がない」と否定的に捉えるのではなく、「時間管理を学んでいる途中」と成長の過程として捉えます。「友だちとけんかした」ことを問題視するのではなく、「対人関係のスキルを学ぶ機会」と捉え直します。この視点の転換が、こどもの非認知能力を育てる関わり方につながります。

非認知能力の具体例は、自制心、忍耐力、やり抜く力、好奇心、協調性、共感性、自己肯定感、レジリエンス、創造性、リーダーシップという10の主要な能力として現れ、年齢ごとに異なる行動として観察でき、日常生活の様々な場面で育てることができるのです。

監修

代表理事
佐々木知香

略歴

2017年 本田右志理事長より右脳記憶教育講座を指南、「JUNKK認定マスター講師」取得
2018年 幼児教室アップルキッズをリビングサロンとして開講
2020年 佐々木進学教室Tokiwaみらい内へ移転、「佐々木進学教室幼児部」として再スタート
2025年 一般社団法人 日本右脳記憶教育協会(JUNKK)代表理事に就任
塾講師として中高生の学習指導に長年携わる中で、幼児期・小学校期の「学びの土台づくり」の重要性を痛感。
結婚を機に地方へ移住後、教育情報や環境の地域間格差を実感し、「地域に根差した実践の場をつくりたい」との想いから、幼児教室アップルキッズを開校。
発達障害や不登校の支援、放課後等デイサービスでの指導、子ども食堂での学習支援など、多様な子どもたちに寄り添う教育活動を展開中。